2017年11月24日

国頭5林道建設中止

国頭5林道建設中止
県が決定 環境影響などに考慮

国頭5林道.jpg  今月6日の沖縄県公共事業評価監視委員会で、「中止が妥当」との意見が出された国頭村の県営5林道について、県は建設を中止することが23日までに分かった。

 5林道は楚洲仲尾線、伊楚支線、伊江1号支線、伊江原支線、奥山線。工事開始は2006年だが、直後にノグチゲラの営巣が確認されるなど、絶滅の恐れがある希少な動植物が多数存在していることが判明し、環境対策への十分な配慮が必要だと指摘されていた。

 07年には林道工事を違法として県知事を相手に公金支出の差し止めなどを求めた住民訴訟(沖縄命の森やんばる訴訟)が提起され、県は事業を一時中断した。

 15年には同訴訟で原告の請求は却下されたが、同時に那覇地裁は「現状のままで林道開設事業を再開すれば社会的妥当性を著しく損ない裁量権の逸脱、乱用と評価されかねない」と事業の再開は違法だと指摘した。判決を受け、翁長雄志知事は整備計画の見直しも含め検討する考えを示していた。

 中止は正式には18年5月に県農林水産部長の専決で決まる。評価委が1998年に設立されて以来、中止妥当と判断した事業は10例あるが、その全てが中止されている。

 県土木総務課は「県の考えを伝えた上で評価委に諮問しているため、一般的には県の考えが評価委の意見として反映されている」とし、「中止妥当」に沿って決定するとした。
(11/24 琉球新報)


国頭林道.jpg
林野庁の「森林環境保全整備事業」では、国立公園予定地内の概要図が掲載された資料に
世界自然遺産登録については言及しているが、北部訓練場への言及はなく図でもただ白く示されているだけ
国頭林道課題.jpg


【酔駄言】☁/☀ 16/22°:0mm:明け方寒くて目が冷め、毛布を引っ張り出し合掛ふとんに重ねた

 ヤンバルの奥地区では明け方に15℃を切り日中でも20℃を下廻った。既に暖房を入れている家庭が多いことだろう。過疎化が進む国頭村(の東崖岸)には県/村の林/農道が多く、地域振興を模索しているが国立公園/世界遺産は歓迎しつつ、自然環境の破壊が進むことに懸念を抱いている。

 奥集落は183人/107世帯が暮らす静かな村落だが、国道58号線の県内起点でもありささやかな港湾もある。そこに辺野古の埋立土石を集め台船で辺野古に運びはじめた。そんな密やかな集落に毎日100台ものダンプが行き交い、地区の生活を脅かししているという。


posted by まな兵衛 at 11:37| 沖縄 ☀| Comment(0) | 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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