2019年08月24日

「ソーローメーシ」って?

「ソーローメーシ」って?
植物の茎を用いた精霊箸(先祖の霊のお箸)

ソーローメーシ.jpg
ウンケージューシーに添えたソーローメーシの箸
箸置きはチガヤ(ウメーシの置き方は碗の向こう側)
 昨年、仏壇に供えたウンケージューシーのお箸を見た親戚のおばぁに「だぁ、ソーローメーシは?」と聞かれました。そういえば旧盆前のスーパーの店頭で見かけたソーローメーシが何かの植物の茎のようでした。詳しく知りたいです。(那覇市 シチグヮチ娘さん)

 ソーローメーシをネットで検索すると、「メドハギ」という植物の茎を用いた精霊箸(先祖の霊のお箸)とあります。 詳しく知るには現物を手に入れ、植物研究家に尋ね、旧盆の習慣も見聞したい! ご先祖様の霊に導かれるように調査開始です。

 県中央卸売市場ではソーロー草(メドハギ )は8月5、6日ごろ、本部町伊豆味の農家から山の斜面の自生したソーロー草が入荷する。 台風に弱く、毎年入荷量は減少傾向。主要スーパー店頭に並ぶのは旧暦七夕過ぎとか。

 「旧盆の頃、故郷の伊是名島ではグソーメーシ(後生のお箸)の草を取りに行くのは子どもの役目だった」と、ソーロー草の原体験を語るNさん。

 ソーロー草を採取する目安はチガヤ、ススキがまばらに生えている草原」で、その根拠は、チガヤとマメ科植物ソーロー草との「共生的窒素固定」だといいます。

ソーロー草.jpg
チガヤ草原に生えるマメ科のソーロー草(メドハギ )

ソーローホーチ.jpg

 ソーロー草は旧盆に戻ったご先祖様の霊が足を洗ったり、ジューシーに箸をつけたりする。

 地域によって異なるものの、ウンケーのソーローホーチ(精霊ほうき)やソーロメーシなど、旧盆の習慣が継がれていく土壌こそ、チガヤ、ソーロー草、チンチナーの自然の営みなのだと共感した。


←お迎えするご先祖様の霊の足洗いといわれる
 ソーローホーチ(ほうき)
 ソーロー草の葉先を束ね、水を張ったおけに浸し
 玄関先に置く


 (8/19 琉球新報Style より記事を抜粋 全文はこちらから)



【酔戯言】☀☀☀/☁ 28/32℃ 熱帯夜/真夏日は続いているが 湿度は90%を切り蒸し暑さはない

 沖縄で8年も(しか)住んでいるが まだまだ沖縄/琉球の風土/文化/伝統は知らないことだらけ とくに風俗/言語は初めて知ることが多いなぁ 今日の「ソーローメーシ」とか「ソーローホーチ」は 8年目にしてはじめてお目にかかった

 「ソーロー」は萩科の草を琉球語でいうらしいが 言葉から語源は推測できないし 姿かたちからの名付けかもしれない 「メーシー」も同じでメシ(飯)から転じた? かろうじて「ホーチ」は箒(ほうき)の沖縄なまりだろうとわかるが・・・

 さらに言葉だけでなくこれらの箸や箒を 旧盆のウートートーにつかうという風習は 歴史の奥深さと異質さを感じる それにしてもソーローホーチを玄関先に起き 先祖のお迎えにそなえるなんて床しいなぁ


posted by まな兵衛 at 11:54| 沖縄 ☀| Comment(0) | 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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